2008年11月23日

感覚の自由

最近、クライアントさんとの会話で、

「最近○○を始めたのですが、わたしのような体には良いことですか?」

と、質問されます。

私を頼りに質問してくださっていると思うのですが、

私は必ずその期待を裏切ってしまいます。

そんな期待はずれな返答とは、

「ご自分で“気持ちが良い”と思うことでしたら、悪いことなどありません。

なんでも、良いと思いますよ」

ちょっと、拍子抜けしたような表情になる方が、ほとんどです。



みなさんは、正しい答えを求めているのでしょうけれど、

育った環境、体のくせや、思考のくせ、

好み、感覚は100人いれば、100人ちがいます。

正しい答えは、そのかたの中にしかなく、

そのためには、いろんなことを自分自身で感じてもらうしかないのです。


そこで、

問題なのは、

「気持ちが良いのかどうかもわからない」

という方が多いことです。


私は、まずその「感覚」を呼び覚ます、

というお手伝いができたら・・・といつも思っています。


「体に良い」と聞いたことを、取り入れることはとても良いことだと思います。

ただ、そのことを受け入れてみて、

知識や、他人の意見ではなく、

自分自身が、「どう感じるのか・・・」

が大事なのです。


まずは、自分ありき。

それが、どんな感じかただとしても、

OKなんです。


感覚は常に自由。

いろんなことを自由に感じられる。

そんな豊かさが、体にも必要なんじゃないかと。。。



最近感じたコトでした。。。




常にこの位置から、食べ物を狙うマロン。

おいしいものだけをゲットする、彼の見事なすばやさと、

瞬時の判断力には、毎回負けっぱなし。

まさにそれは「野生の感覚」。

さすがに野生には勝てず、いつも泣き寝入りのわたし。。。













  


Posted by momo at 19:07Comments(0)momoの日記